唾疝痛の原因と症状
唾疝痛とは
唾疝痛とは、唾石症（ダセキショウ）の代表的な症状です。
摂食時に、一過性の強い痛みが生じます。
・唾石症の主症状
・一過性の強い痛み
疝痛とは
疝痛とは、胆石、腎結石、尿管結石などにおいて、腹部空洞臓器や管状臓器の壁をなす平滑筋の攣縮に起因する発作性の痛みです。
唾液腺においても、導管や移行部に唾石が形成されることで生じます。
・胆石、腎結石、尿管結石などでみられる
・腹部空洞臓器や管状臓器の壁をなす平滑筋の攣縮に起因する発作性の痛み
・導管や移行部に唾石が形成
唾疝痛の原因
摂食時に唾液の流出障害が起きて、唾液腺が腫脹するとともに、唾疝痛が生じます。
唾液腺の腫脹や疝痛は、食後30分前後で寛解するのが特徴です。
・摂食時に唾液の流出障害
・唾液腺が腫脹
唾疝痛が生じる
食後30分前後で寛解することが多い
唾疝痛の痛みについて
疼痛は、激痛から鈍痛までありますが、絞扼様、穿刺様、牽引様などと形容されることが多いです。
通常、接触時以外は疼痛を認めません。
・激痛から鈍痛まで様々
・絞扼様、穿刺様、牽引様
接触時以外は疼痛が認められない
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