みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

リーウェイスペース(Leeway space)

リーウェイスペース(Leeway space)

リーウェイスペースの意味

 

リーウェイスペースというのは、乳歯と永久歯の交換がスムーズに達成されるために存在しています。

 

具体的には、上下の乳歯側方歯群(C、D、E)の近遠心幅径の総和と永久歯側方歯群(3、4、5)の近遠心幅径の総和との差を求めることによって、リーウェイスペースを調べることができます。

 

これを簡単な式で表すと、以下の通りになります。

 

リーウェイスペース =

 

(C+D+E) −(3+4+5)

 

普通なら、永久歯群の幅の方が大きいように思えますが、実際は乳歯群の幅の方が大きいのです。

 

永久歯というのは、乳歯よりも沢山の歯が生えてきますし、そのサイズも基本的には永久歯の方が大きいです。

 

ですから、乳歯群の幅の方が小さかったら、永久歯に生え変わる際に、必ずスペース不足が生じてしまいますよね。

 

そうしたスペース不足を解消するために、予め乳歯群の幅の方が大きく出来ているのです。

 

正常な歯列では、上顎で1mm、下顎で3mmのリーウェイスペースが生じます。

 

上顎 1mm
下顎 3mm

 

リーウェイスペースを喪失する原因

 

リーウェイスペースは、次に挙げる3つの原因から、喪失してしまうことがあります。

 

・乳臼歯隣接面う蝕

 

・第一大臼歯の異所萌出

 

・乳臼歯の早期喪失

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