みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

咬筋肥大症の原因と治療法

咬筋肥大症の原因と治療法

咬筋肥大症とは

 

咬筋肥大症(hypertropy of the masseter mascle)とは、顎の筋肉に腫瘤状の腫脹が見られる病態です。

 

特に、歯を食いしばった際に腫瘤が目立ち、触ってみるとある程度の硬さを感じます。

 

エラが張っているように見えることもあります。

 

これは咬筋が肥大しているために現れる症状です。

 

・顎角部の咬筋に腫瘤状の腫脹

 

咬筋の腫瘤部には、肥大した横紋筋線維が見られます。

 

咬筋肥大症の原因

 

咬筋肥大症の原因は、夜間のブラキシズムといった習慣や顎関節障害などを挙げることができます。

 

・ブラキシズム

 

・顎関節障害

 

日中もよく噛みしめる癖がある人は、咬筋が肥大する傾向にあります。

 

ただし、原因を完全に特定することは難しいため、特発性咬筋肥大症とも呼ばれています。

 

咬筋肥大症の好発年齢

 

咬筋肥大症の好発年齢は、20〜30歳です。

 

とりわけ男性の患者が多い病気です。

 

極稀に、先天性の咬筋肥大症が見られますが、基本的には後天性の病気とお考えください。

 

咬筋肥大症の治療法

 

咬筋肥大症の治療は、原因と考えられる習癖などの除去です。

 

ブラキシズムに対しては、マウスピースを用います。

 

重症例では、咬筋切除術を施したり、ボトックス注射を打つこともあります。

 

・マウスピースの装着

 

・咬筋切除術

 

・ボトックス注射

 

 

咬筋肥大症の原因と治療法 関連ページ

炎症の5徴候
シェーグレン症候群の原因と症状
シェーグレン症候群の診断基準と治療法
前癌病変(ゼンガンビョウヘン)
前癌状態(ゼンガンジョウタイ)
前癌病変と前癌状態の違い
紅板症の症状と治療法
臨床診断名と病理診断名の違い
唾液腺の炎症を伴う6疾患
巨細胞封入体症の原因と病理
手足口病の原因と症状
ヘルパンギーナの原因と症状
エイズ(AIDS)にみられる口腔内病変
口腔がん〜発生率・好発年齢
口腔がんの原因
口腔がんの種類
TNM分類
口腔がんのステージ分類
エナメル上皮腫の原因と症状
悪性リンパ腫(ホジキンリンパ腫・非ホジキンリンパ腫)
歯肉がんの症状と治療法
頬粘膜癌の症状と治療法
口唇癌の症状と治療法
口腔底癌の症状と治療法
硬口蓋癌の症状と治療法
白板症(ハクバンショウ)
智歯周囲炎(チシシュウイエン)〜Perico(ペリコ)
スタビライゼーションスプリント
ガマ腫(ラヌーラ)
静止性骨空洞(セイシセイコツクウドウ)
疱疹性歯肉口内炎(ホウシンセイシニクコウナイエン)
脈瘤性骨嚢胞(ミャクリュウセイコツノウホウ)
Ellisの分類(エリスノブンルイ)
Frey症候群(フライショウコウグン)
バーニングマウス症候群
含歯性嚢胞(ガンシセイノウホウ)
外骨症(ガイコツショウ)
鼻口蓋管嚢胞(ビコウガイカンノウホウ)
キュットナー腫瘍(慢性硬化性顎下腺炎)

ホーム RSS購読 サイトマップ
Home Sitemap Mail Company