みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

前癌病変と前癌状態の違い

前癌病変と前癌状態の違い

前癌病変の方が癌化しやすい

 

前癌病変と前癌状態は、とても混同されやすい病態です。

 

字面もほぼ同じで、異なるのは「状態」と「病変」だけですね。

 

両者の違いをざっくりと表現すると、前癌病変の方が癌になる確率が高まっているといえます。

 

前癌病変には、白板症や紅斑症など、癌に移行する一歩手前の症状が現れているからです。

 

例えば、紅斑症に関しては、病理組織学的には上皮内癌や初期浸潤癌と診断されますので、もう癌になりかけているといえるのです。

 

一方、前癌状態は、より正常な組織に近いものとお考え下さい。

 

ただし、前癌状態も症状が進行すれば癌化することに変わりはありません。

 

前癌病変と前癌状態の定義

 

ここで、改めて前癌病変と前癌状態の定義を見てみましょう。

 

WHOの定義に基づいて記載すると、次のようになります。

 

前癌病変

正常な組織よりも癌化しやすい形態的な変化を起こした組織

 

前癌状態

癌の危険性が有意に増加した状態

 

この定義だけでは、具体的にどう違うのかわかりにくいかと思います。

 

ただ、前癌病変では「形態的変化」が生じているので、既に癌化が始まっていることがわかります。

 

さらに詳しいことは、前癌病変前癌状態の個別ページに記載してありますので、そちらをご覧下さい。

 

 


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