みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

慢性単純性根尖性歯周炎の原因と症状

慢性単純性根尖性歯周炎の原因と症状

慢性単純性根尖性歯周炎とは

 

慢性単純性根尖性歯周炎とは、急性単純性根尖性歯周炎が慢性化したものです。

 

治療をせず放置していると、急性単純性根尖性歯周炎から移行していきます。

 

慢性単純性根尖性歯周炎の原因

 

慢性単純性根尖性歯周炎の原因は、長期間に渡って軽微な刺激が加わり続けることです。

 

具体的には、不適切な根管治療などです。

 

滲出機転は少ないのですが、マクロファージや形質細胞の浸潤、それから骨吸収といった慢性炎症の症状が見られます。

 

慢性単純性根尖性歯周炎の症状

 

慢性単純性根尖性歯周炎の症状は、次の通りです。

 

自発痛

 

なし

 

咬合痛・打診痛

 

違和感がある

 

根尖部圧痛

 

なし

 

根尖部歯肉の発赤・腫脹

 

なし

 

エックス線所見

 

歯根膜腔の拡大

 

リンパ節圧痛

 

白線の連続性が消失する

 

病理学的所見は?

 

長期間放置すると、歯根膜は肉芽化し、リンパ球、形質細胞を伴う毛細血管や線維芽細胞の増殖が見られてきます。

 

また、根尖部歯槽骨や歯根の吸収が起こってきます。

 

重症化すると、根尖周囲に硬化性骨炎が生じることもありますので、注意が必要です。


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